こんにちは。埼玉県所沢市のホームページ制作会社、株式会社UNDERFLOOR(アンダーフロア)です。
今回はホームページ制作後の保守、についてフォーカスしていきたいと思います。
弊社では「ホームページは作って終わりではなくその後が大事」という事を社内、クライアント様にお伝えしております。
声を大にして言いたいのですが、
ホームページは制作をして終わりではありません。
むしろ、その後が大切で、その中でも必ず行わなければ行けないのが”保守”です。
ホームページの”保守”って中々ピンと来ない方が多く、重要性がわかりづらい部分ではありますが、
今回はこちらの内容についてできるだけわかりやすくご説明が出来ればと思います。
ホームページの保守とは ??
“保守”と言ってもいくつか種類があります。
ここでは、保守の種類についてそれぞれ説明していきます。
セキュリティ対策
“保守”とは、ホームページの機能を維持し、安全に使い続けるための施策です。
目に見えづらいものではあるので重要性が中々見えないですが、最悪ホームページ自体が閲覧できなくなってしまう、、なんていう事もあります。
具体的には以下のような内容になります。
・セキュリティ対策(SSL対応・WordPressやフォームなどの脆弱性対策)
・サーバー・ドメインのトラブル時の対応
・サーバー・ドメインの更新管理
最近ではWordPressの脆弱性をついた攻撃が多発化していてブログにスパムの記事を投稿されるなんてことも。
それだけ、重要かつ専門性の高い仕事なのです。。
サーバー・ドメインの更新
サーバー・ドメインは1年や数回に一度という形で更新期間が決まっているので、環境を維持する為には必ずこちらの両方を更新して支払いをする必要があります。
支払いや更新手続きを忘れてしない、契約の更新を行われなかった場合には、ホームページそのものが公開できなくなったり、ドメインで使っているメールが使用できなくなったりするので、必ず維持をするための費用と更新対応の両方が必要になります。
クライアント様ご自身で管理をしているとこちらの支払いを忘れてしまい、サイトがダウンしたりメールが使えなくなったり、、等は非常に良く聞く事例です。
SSLサーバー証明書の維持・管理
SSLとは
意外と知られていませんが、みなさんが利用しているインターネットは第三者が通信の中身を盗み見て悪用することが物理的には可能です。閲覧しているホームページのアドレスや、ECサイトで入力した決済情報等も盗み見ることが可能です。これに対してサイト運営者とユーザーとのやりとりを暗号化して安全に使っていただく、というのがSSLという仕組みです。
とっても大事!SSL
2018年7月24日発表のGoogle Chromeは、SSL対応されていないサイトには、【保護されていない通信】という警告をアドレスバーに強制的に表示させることに仕様GoogleChromeのブラウザ自体が変更になりました。
SSL対応をしない事のデメリット
ドメインやサーバーのように更新を期限までにきちんと行わないとホームページ自体が見れなくなってしまうということは無いですが、上記のような表示がされることで以下のようなデメリットが考えられます。
- そもそものセキュリティに影響がある
- サイトの信頼度が下がり、離脱の原因につながる
- 非SSLサイトの扱いになり、SEOにも影響がある。
SSLの設定をしない手はないですね!設定方法ややり方等は又別の機会に書かせて頂きますが、そのような些細無事でも構いませんので何かあれば是非当社までご連絡下さい!
テキスト・画像等のサイト内の情報修正
みなさまが”ホームページの保守”と言ったら一番にこちらを思い浮かべるかもしれません。
サイト内のテキストや画像の入れ替えなど、常に最新の情報に保つためにテキストや画像の更新作業は非常に重要なのです。
サービスの名称や料金の変更、移転に伴う住所や電話番号の変更、修正、削除、追加など、WEBサイトを継続して運用するためには必ず発生する保守項目です。
ホームページ内の情報が変更になる、なった場合はなるべく早めに変更をしましょう。
CMS(Wordpress,MovableTypeなど)のバージョンアップ
意外と忘れがちな内容がCMS(WordPress,MovableTypeなど)の定期的なバージョンアップ対応です。バージョンアップの多くは、脆弱性の更新などが頻繁に発生します。ほとんどがボタンひとつのワンクリックで対応できますが、バージョンアップをしたことで互換性の不具合が発生するケースもまれに起こります。
CMS(Wordpress,MovableTypeなど)のバージョンアップ作業は、互換性の不具合など専門性が伴う要素がありますので、ホームページ制作会社に委託することが望ましい保守項目です。
新しいブラウザ、新しい端末など新サービスへのバージョンアップ
新しいブラウザや新しいパソコン、タブレット、スマートフォンの端末は、昨今のIT技術やWEBサービスの進化によって頻繁に登場してきますので、その都度ブラウザのチェックと最適化も確認したうえで更新した方が良い項目です。
こちらは、保守の適用範囲に含めている会社も現時点では少ないかもしれませんが、あらかじめ認識をしておいた方が良い保守項目と言えるでしょう。
メールアドレスの設定変更、追加
ご従業員の入社・退職、新規事業立ち上げ等の際には、新しいメールアドレスの追加作業や変更は必ず発生します。部署のグループアドレスを設定して、配下の社員の方に転送する、、等も良くある方法です。
容量が小さいサーバーをご利用の場合は、メールの容量がオーバーになった時の初期化もまれに発生します。
メール設定や初期化などの作業が出来る人材が社内にいない場合、サーバー内での作業になり、専門性が必要になりますので、ホームページ制作会社に依頼した方がスムーズかもしれません。
ホームページの保守に必要な費用とは?
ホームページの保守費用は正直なお話し制作会社によって様々なパターンがあります。
一番多いのが、年間の契約で毎月の支払いをするパターンです。
必ず確認をして頂きたいのが、上記に記載した内容をどこまで対応してもらえるのか。
費用と併せてこちらは契約の内容を確認すべきです。
一般的な相場ですが、月額¥5000~¥20000位で上記の内容は対応してもらえる会社が多いように感じます。
(こちらはあくまで弊社の所感になります・・)
まとめ
今回は、ホームページの”保守”について記載させて頂きました。
私が今まで見てきたお客様の中でも最初の制作時には時間、費用を多く使うのですが、
最も大事なその後の保守・運用面は特に何もしない、という方が多くいらっしゃいます。
“保守”と一言で言ってもこれだけの内容があり、どれもこれもやらずにいると折角多くの時間や費用を使って作ったホームページも見られる機会が減ってしまいまいます。
ホームページの保守は最初に制作を決めた段階でどこまでが社内でやり、どこまでをホームページ制作会社に任せるのか、費用は毎月いくらになるのか、などなど予算に応じて細かく決められることを強くお勧めいたします。