ホームページの保守費用の相場は?内訳を解説します!

ホームページを運営するにあたり、必ず”保守費用”というものが発生してきます。

しかし、具体的にホームページの保守費用はどれくらいかかるものなのか、イメージができない人も多いでしょう。

そこでこの記事では、ホームページの保守費用の相場について解説します。

ホームページの保守とは?

そもそもホームページの”保守”とは、

作成したホームページが正常に機能できるよう、定期的に改善していくこと。

具体的な内容としては、「セキュリティのアップデート」、「コンテンツの更新」、「サイトのバックアップ」、「SEO対策」などが挙げられます。

ホームページの保守を怠ってしまうと、何日経っても作成したホームページが検索上位にランクインされなくなったり、ホームページにウイルスが感染してしまったり、顧客からの企業のイメージを悪くさせてしまったりと悪循環に陥ってしまうでしょう。

保守するにあたって費用はかかってしまうものの、ホームページを運営する側としてこの”ホームページの保守”という作業は、絶対に怠ってはいけないのです。

ホームページの保守費用の相場は?

ホームページの保守費用の相場は、「自社で保守する場合」と「ホームページ制作会社に依頼する場合」とで、異なってきます。

自社で保守する場合

ホームページの保守を、自社で行っている企業も存在します。

自社で保守する場合、一般的なホームページであれば月額10,000円程度に抑えられるでしょう。

しかし、ブラウザの仕様変更など、複雑な問題に対して柔軟に対応できるのは、やはり専門の技術者です。

自社の社員が誤って操作をしてしまうと、ホームページが表示されなくなったり、SEOに影響を及ぼしたりと、最悪の場合取り返しの付かないことになるかもしれません。

たしかに自社で保守を行えば、低コストでホームページを運営することが可能ですが、なかなかのハイリスクであるため、できれば控えた方が良いと言えるでしょう。

ホームページ制作会社に依頼する場合

どの制作会社に依頼するかによって保守費用は異なってきますが、だいたい月額10,000円~100,000円程度だと言われています。

なお、”どこまでの作業を自社で行い、どこからの作業を制作会社に依頼するか”、または”すべての作業を制作会社に依頼するか”によって、保守費用はかなり異なります。

したがって制作会社に依頼する際は、事前に見積もりを取ってもらい、作業内容に似合った費用であるかどうかをしっかり確認しておいた方が良いでしょう。

ホームページの保守費用の項目は?

では、ホームページの保守費用の内訳を、項目別に見ていきましょう。

ホームページの保守費用の項目として、以下10点が挙げられます。

  1. サーバー費用
  2. ドメイン費用
  3. ページの更新・修正費用
  4. SSL費用
  5. 障害対応費用
  6. メンテナンス費用
  7. ヘルプデスク費用
  8. システム利用費用
  9. コンサルティング費用
  10. アクセス解析・レポート費用

サーバー費用

ホームページを作成するのに欠かせないサーバーは、毎月約1,000~3,000円程度かかります。

サーバーは、ホームページの倉庫となる部分であるため、もしこの倉庫となるサーバーに問題が発生すると、ホームページが表示されなくなってしまいます。

ほとんどの制作会社は月額でサーバー費用を請求しますが、長期契約であれば月々の費用を抑えられるお得なプランもあるため、じっくり探して選ぶと良いでしょう。

ドメイン費用

ホームページにおいて表札のような役割を果たすドメインの費用は、年間で2,000円程度です。

ドメインには、「.com」、「.co.jp」など種類が豊富にあり、各ドメインによって費用は異なってきますが、先ほど説明したサーバー費用のように月額で支払うのではなく、基本的には年間契約で費用を支払います。

特にドメインにこだわりを持たないのであれば、安い価格で契約できるドメインを取得しても良いのではないでしょうか。

ページの更新・修正費用

ページの更新および修正費用については、”1つの修正でいくら”なのか、”1時間の修正時間でいくら”なのか、制作会社によってプランが異なってきます。

つまり、ここで費用をお伝えすることはできないため、各ホームページ制作会社に費用を確認みてみることをオススメします。

SSL費用

SSL費用は、無料のものと有料のものがあるため、こちらも各制作会社に確認をする必要があるでしょう。

稀にSSLを導入していないホームページはあるものの、ハッカーやウイルスなどに狙われないためにも、SSLの導入をオススメします。

障害対応費用

”障害対応費用”とは、ホームページを運営している最中に起きたアクシデントに対して、迅速に対応してもらうための費用です。

もちろんアクシデントが起こらないよう、常に監視してもらう機能もあります。

要は、”ホームページの保険料”とイメージすれば分かりやすいでしょう。

この費用に関しても各制作会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

メンテナンス費用

WordPressを用いてホームページを作成してるのであれば、時よりメンテナンスを行う必要があります。

WordPressでは、稀にバグやセキュリティ面でのトラブルが発生するため、発生次第すぐにバージョンアップをしなければなりません。

こういった費用が、すべて”メンテナンス費用”に含まれます。

こちらも、各制作会社に確認しましょう。

ヘルプデスク費用

ヘルプデスク費用とは、ホームページを使っている上で専門的なサポートが必要な際にかかる費用です。

ホームページ作成に慣れていない企業は、ヘルプデスクを導入した方が良いでしょう。

ヘルプデスク費用も、各制作会社の契約内容によって異なります。

システム利用費用

ホームページのなかに、外部サービスのシステムや制作会社オリジナルのシステムを導入する際は、システム利用費用が発生します。

制作会社によって、月払い、年払い、複数年一括払いと支払い方法が異なるので、確認必須ですね。

コンサルティング費用

本格的にSEOに特化し、PVや集客を狙うのであればコンサルティング費用が発生します。

ホームページ制作会社でもSEOを特化するための支援はしてくれるものの、さらにSEOに力を入れたい場合は、Webマーケティング専門の会社に依頼することも1つの手でしょう。

アクセス解析・レポート費用

SEOに特化し、集客を意識している企業のホームページであれば、アクセス解析・レポート費用が発生するでしょう。

しかし無理して制作会社に依頼せずとも、自分で簡単にホームページのパフォーマンスを調べることはできます。

できるだけホームページの保守費用を抑えたいのであれば、アクセス解析・レポートは自社で行うと良いでしょう。

制作会社にホームページの保守を依頼しましょう

ホームページを運営するにあたり、”保守”は必要不可欠です。

費用を抑えたいからといって、自社で保守を行う企業もいくつか存在しますが、何かしらの問題が発生するかもしれないので、制作会社に依頼した方が確実だと言えるでしょう。

費用に関しては、制作会社とじっくり相談することで、無理なく低コストで契約できますよ。

また、弊社は保守や運用面に力を入れており、他社様の制作されたサイトなどのご相談も可能です。

保守や運用面でお困りの方は、ぜひUNDERFLOORにご相談ください。