「Googleアナリティクスを導入したものの、よく分からない」
「Googleアナリティクスで、集客時に見るポイントってどれ?」
「Googleアナリティクスの項目が多すぎて、よく分からない」
Googleアナリティクスを導入したものの、このような疑問を抱える人は多いです。
Googleアナリティクスは、Googleが提供している”無料のアクセスツール”のことであり、ホームページを運営するのであれば、必ず導入しなければなりません。
そこで今回は、Googleアナリティクスを使って、集客時に見るべきポイント(項目)についてお伝えします。
Googleアナリティクスで見るべきポイントは6つ
集客時に、Googleアナリティクスで見るべきポイントは、以下の6つが挙げられます。
- ユーザーサマリー
- ページユーザー数
- 集客サマリー
- 見ている端末(デバイス)
- ランディングページ
- コンバーションレポート
ポイント1.ユーザーサマリー
まずは、ユーザーサマリーです。
ユーザーサマリーでは、自社のWebサイトにどれくらいのユーザーが閲覧しにきているか?を把握することができるため、集客時には見逃せない項目といえるでしょう。
また、単に閲覧数を把握するだけでなく、”どれくらい時間をかけてページを閲覧したか”、”どれくらいページが閲覧された”、といった細かな情報も把握することが可能です。
さらに、ユーザーサマリーでは、調べたい期間を自分で設定することができるため、過去と現在との変化も把握することができるようになっています。
ただユーザーサマリーでは、項目が細かく分けられているため、各項目の意味を知っておかなければ意味がありません。
そこで下記に、ユーザーサマリーで見るべき項目と意味を紹介します。
- ユーザー:サイトに訪れた人数
- セッション:ユーザーがサイトを訪問した回数
- ページビュー数:ページが閲覧された合計数。いわゆるPV数
- 直帰率:ユーザーがサイトを訪問し、最初の1ページ目だけを閲覧して、そのままサイトから離脱した割合
他にもいくつか項目はありますが、最低でも、これらの項目を確認することをオススメします。
ポイント2.ページユーザー数
つづいて、ページユーザー数です。
ユーザー数を確認する点では、ユーザーサマリーとさほど違いがないと思う人もいるでしょう。
しかし、ユーザーサマリーはサイト全体の閲覧数を確認する項目に対して、ページユーザー数では各ページの閲覧数を確認する項目です。
ページユーザー数が少ないということは、ユーザーがあまり閲覧していないことを意味するため、改善しなければなりません。
反対にページユーザー数が多いということは、ユーザーがよく閲覧するページだと、把握することができます。
ポイント3.集客サマリー
つづいて、集客サマリーです。
集客サマリーとは、ユーザーがどこから来たのかを把握するための項目です。
Googleアナリティクス左メニューより、「集客」⇒「サマリー」を選択すると集客サマリーが表示され、ユーザーの流入経路を把握することができます。
どこから来たのかを把握することで、それにあった施策(SNSからなのか、検索エンジンからなのか)が考えられます。
基本的に「Organic Search(検索エンジンからの流入)」もしくは、「Direct(リンクを経由しない直接流入)のユーザーが多いですが、違う場合もあるため流入元の種類を確認しておきましょう。
- Referral:リンクから
- Social:ソーシャルメディアから
- Paid Search:広告(検索連動型)から
- Email:メールマガジンから
- Display:ディスプレイ広告から
ポイント4.見ている端末(デバイス)
つづいて、デバイスです。
デバイスには、パソコン(desktop)やスマートフォン(mobile)のほかに、タブレット(tablet)があり、ユーザーがどの端末(デバイス)を利用して自社のWebサイトに訪れたのかを確認します。
デバイスを確認する意味としては、そのデバイスに合ったサイト作りをするためです。
パソコンやスマートフォン、タブレットでは、表示方法がかなり異なるため、パソコンでは見やすいと思っていても、スマートフォンやタブレットは見づらくなってしまい、ユーザーが離脱してしまう可能性があります。
どのデバイスからでも平均的な閲覧数を獲得することが、集客に繋がるといえるでしょう。
ポイント5.ランディングページ
つづいて、ランディングページです。
ランディングページとは、検索エンジンやリンクから訪れたユーザーが最初にアクセスしたページのことを指します。
たとえば、検索エンジンから「◎◎会社の採用情報」のページに明らかなアクセス数があった場合、そのページ(「◎◎会社の採用情報」)が、ランディングページです。
自社のWebサイトの顔ともいえるランディングページから、ユーザーが他のページへ閲覧しているのであれば、自社のWebサイトはユーザーにとって役立つ情報を与えられている証拠になります。
逆に、ランディングページから他のページへ閲覧している様子がなく直帰しているのであれば、ユーザーにとって必要な情報がしっかり掲載されていない証拠であり、修正が必要です。
こういった面から、ランディングページの確認は必要不可欠であるといえるでしょう。
ポイント6.コンバージョンレポート
最後に、コンバージョンレポートです。
コンバージョンレポートでは、サイトに訪れたユーザーが、サイト内でどんな行動をしているのかを把握することができます。
たとえば、「お問合せに進んだ」、「資料をダウンロードした」、「メルマガを登録した」、さらに「商品を購入した」など。
自社のWebサイトを運営する目的の確認といっても、過言ではありません。
「サイトの閲覧数は多いけれど自社の商品の売り上げが悪い」といった場合は、コンバージョンレポートを確認してみてください。
そもそもユーザーが、商品の購入ページに進んでいない可能性も十分考えられます。
このような場合は、ユーザーが商品の購入ページに進めるよう施策を練り直す必要があるでしょう。
Googleアナリティクスを使いこなそう!
ホームページを運営するなら必ず導入しなければならない、Googleアナリティクス。
集客時に役立つツールとは言え、項目が多かったり用語の意味を理解していなかったりで、なかなか使いなせていない人が多いです。
しかし、今回の記事を参考に、いま一度Googleアナリティクスを確認してみてください。
初めの内は難しいと感じてしまうものの、Googleアナリティクスを使いこなせると、Webサイトの良いところ・悪いところが見つかって、今よりも質の良いWebサイトになることは間違いありません。