米澤 菜保 
”webライティングに必要な文章力ってなんだろう？”
”webライティングをする上で何に気を付ければ良いのだろう？”
このような疑問を抱えている人は、きっと多いと思います。
たしかにWebライティングは、小学校の読書感想文や小説家が書くような文章とはまた違うため、webライティングならwebライティングに合った文章力で執筆しなければなりません。
でも、webライティングに合った文章力ってなんなのでしょうか…？
そこでこの記事では、webライティングでの文章力とはなにか、また文章力のあげ方について解説していきます。
webライティングに合った文章力とは？
冒頭にて、”webライティングならwebライティングに合った文章力で執筆しなければならない”とお伝えしましたが、どういう意味だろう？と疑問を抱えた人も多いのではないでしょうか。
率直に、Webライティングに合った文章とは、「誰が読んでも理解ができる文章」のことです。
つまり、難しい熟語や単語を用いることなく、小さなお子様が読んでも内容を把握することができるような、”簡単な文章”で書かなければなりません。
また、GoogleやYahoo!Japanなどの検索エンジンを使って検索し記事を探し求めているユーザーにとって、”検索結果がすぐに分かる記事になるような文章”でなければなりません。
webライティングの文章力のあげ方は7つ！
では、「誰が読んでも理解できる文章」を執筆するためには、どうすれば良いのでしょうか？
webライティングの文章力のあげ方としては、以下7つの方法が挙げられます。
- 一文は40~60文字
- ターゲットを明確にする
- 表記ゆれしない
- 写真やイラストを活用する
- 指示語を多用しすぎない
- 適宜、改行を入れる
- 「です」「ます」が続かないようにする
文章力のあげ方1.一文は40~60文字
文章力のあげ方として、1つめに「一文を40~60文字までに制限すること」が挙げられます。
長々とした文章よりも、一文を40~60文字までに抑えることで、読みやすい文章になります。
もし、長々と文章が続いてしまった場合は、”助詞”を上手く活用していきましょう。
”助詞”とは、”～ので”、”～から”といった単語のこと。
文章と文章の間に含まれている助詞を探し、一度そこで区切りをつけると、ユーザーにとって読みやすい記事になるでしょう。
文章力のあげ方2.ターゲットを明確にする
文章力のあげ方として、2つめに「ターゲットを明確にすること」が挙げられます。
なぜなら記事のターゲット（読んでもらいたい相手）を明確にしなければ、誰に対しての記事なのかが分からないからです。
そこで、相手のココロに響く記事を作成するためには、記事のターゲットを明確にしましょう。
若年層向けなのか、高齢者向けなのか、はたまた男性向けなのか、女性向けなのか。
ターゲットの性別や年齢、あるいは職種（普段どんなことをしているなのか）を明確し、ユーザーに寄り添った記事に仕上げていきましょう。
文章力のあげ方3.表記ゆれしない
文章力のあげ方として、3つめに「表記ゆれしないこと」が挙げられます。
表記ゆれとは、「お引越し」と「お引っ越し」や、「犬」と「イヌ」といった、同じ意味を持つ言葉でもサイト内で表現が統一されていない状態のこと。
表記ゆれがある記事だとどうしても記事の質が下がってしまい、ユーザーは読みにくい記事だと思い、最後まで記事に目を通さずに離脱してしまう可能性が考えられます。
したがって表記ゆれがある場合は、競合記事がどちらの表記にしているか実際に調べた上で、どちらの表記にするべきか考えると良いでしょう。
SEO対策を取っているのであれば、なおさらです。
文章力のあげ方4.写真やイラストを活用する
文章力のあげ方として、4つめに「写真やイラストを活用すること」が挙げられます。
webライティングは、文章をひたすら執筆していくだけではありません。
なぜなら先ほどもお伝えしたように、表記ゆれがあったり記事の質が低いと感じたりした場合、ユーザーは記事から離脱する可能性が考えられます。
つまりユーザーを飽きさせない工夫も、webライティングにおいて必要だということです。
そこで、文章の途中に写真やイラスト、あるいは表やグラフを活用し、よりユーザーが理解しやすい記事にしましょう。
またwebライティングは、紙媒体の小説とは違い、HTMLなどの埋め込みコードを使えば動画の引用も可能です。
webライティングだからこそできることを、存分に活用していくと良いでしょう。
文章力のあげ方5.指示語を多用しすぎない
文章力のあげ方として、5つめは「指示語を多用しすぎないこと」が挙げられます。
指示語とは、「それ」「あれ」「これ」といった、前に出てきた言葉の代用として使われる言葉のこと。
会話だとついつい使ってしまう指示語ですが、webライティングには相応しくありません。
なぜなら指示語が多用しすぎている記事は、何が言いたい記事なのかが分からず、ユーザーはサイトから離脱する可能性が考えられるからです。
指示語を全く使用してはいけないわけではありませんが、多用しすぎないようにしましょう。
文章力のあげ方6.適宜、改行を入れる
文章力のあげ方として、6つめは「改行を入れること」が挙げられます。
Webサイトを閲覧する媒体は様々ですが、若年層を中心に圧倒的に多いのがスマートフォン。
もし改行を適宜入れていなければ、スマートフォンの画面内に文字がビッシリと埋まった状態になり、非常に読みにくい記事となってしまいます。
したがって、1~3文に1回の目安で改行を入れていきましょう。
文章力のあげ方7.「です」「ます」が続かないようにする
文章力のあげ方として、最後は、「”です”、”ます”が続かないようにすること」が挙げられます。
「です」、「ます」などの語尾が続かないようにすることも、文章力を上げる1つの方法です。
同じ語尾が続いてしまうと、文章のリズムが悪くなり、読みにくい記事となってしまうでしょう。
したがって、「です」、「ます」の連続は2回までにおさえ、3回目に入りそうであれば「～だろう」、「～でしょう」と別の語尾に変えられないか工夫してみてください。
ポイントおさえてwebライティングの文章力をあげよう！
今回は、webライティングの文章力のあげ方として、私から7つのポイントをご紹介させていただきました。
- 一文は40~60文字
- ターゲットを明確にする
- 表記ゆれしない
- 写真やイラストを活用する
- 指示語を多用しすぎない
- 適宜、改行を入れる
- 「です」「ます」が続かないようにする
webライティングは、ただひたすらweb上に文字を並べていくのではありません。
サイトを訪問してくれたユーザーが「役に立つ記事だ！」っと思ってもらえることが大切なのです。
たしかに、初めからユーザーに寄り添った記事を執筆することは難しいかもしれません。
しかし、今後いくつかの記事を執筆していく上で、今回私からご紹介させていただいた7つのポイントを意識していくだけでも、きっと今よりも質の高い記事が仕上がると思います。
webライティングの文章力が上がることを、祈っています！頑張りましょう！
最後までご覧いただきありがとうございました。