不動産業にコーポレートサイトは必要?作り方や構成要素をおさえよう!

コーポレートサイトとは、いわば’’その会社の名刺’’みたいなもの。

その会社が何をしている会社なのか?どんな事業を興しているのか?などを、知ってもらうために作成するWebサイトです。

つまりコーポーレートサイトに掲載されていない内容は、お客様や取引先には伝わりません。

したがって、自社についてよりPRするためには、しっかりと構成を練り、1つのサイト上に自社の情報を漏らさないようにすることが大切です。

ただ不動産業の場合、どのように構成を練れば良いのでしょうか?そもそも不動産業にコーポレートサイト必要なのでしょうか?

このような疑問を抱える人は多いことでしょう。

そこで今回は、不動産業においてのコーポーレートサイトの作成方法についてお伝えします。

不動産業のコーポレートサイトの構成要素は?

お客様や取引先に自社をPRし、信頼感と安心感を与えるためには、質の良いコーポレートサイトを作成する必要があります。

しかしコーポーレートサイトを作成する上で、闇雲に自社の情報を掲載するだけでは意味がありません。

そこで大切なことが、「じっくりと構成を練ること」です。

では私から、不動産業のコーポーレートサイトの構成要素を紹介します。

おさえるべき構成要素は、以下6つです。

  • 事業内容
  • 物件譲歩
  • 自社の特徴
  • スタッフ紹介
  • 求人情報
  • 問い合わせ

各構成要素について、ポイントをおさえながら説明していきます。

構成要素①事業内容

先ほども説明した通り、コーポレートサイト=自社の名刺のようなものです。

「その会社がどのような事業を興しているのか」が分からなければ、お客様や取引先は依頼できません。

したがって、事業内容を分かりやすく掲載することが大切です。

もし複数の事業を興している会社であれば、項目ごとに分けておくことで、サイト訪問者がアクセスしやすいでしょう。

構成要素②物件情報

自社物件を扱っているのであれば、’’物件情報’’を掲載することも必要になってきます。

その際、以下の項目を掲載すると良いでしょう。

  • 家賃
  • 間取り図
  • 物件写真(できるだけ多く)
  • マップ(アクセス方法など)
  • 設備の情報
  • 物件のおすすめポイント

さらに、’’物件検索’’も載せると、依頼者自身が考える条件に当てはまった物件が、すぐに見つけやすくなるのでおすすめです。

構成要素③自社の特徴

構成要素①の+αポイントとして、事業内容を紹介する際に’’自社の特徴’’も併せて紹介すると良いでしょう。

自社と他社の違いをサイト訪問者に伝えることで、他社との差別化を図れますし、複数の不動産業で迷っている依頼者の参考ポイントにもなるでしょう。

他社でも行っている事業だけれど、自社の方がおすすめである理由を掲載することで、依頼者が自社を選ぶ可能性は明らかに高くなります。

構成要素④スタッフ紹介

依頼者を安心させるためには、自社にはどんなスタッフが在籍しているのかを紹介すると良いでしょう。

基本的に不動産業では、お客様や取引先とスタッフがマンツーマンで相談していくものですが、近年コロナ禍ということもあり、リモートで相談していく会社も増えてきています。

店舗まで直接足を運ぶ手間は省けますが、画面越しで初めて見るスタッフの情報を知らなければ、お客様は不安で仕方ありませんよね。

したがって、あらかじめどんなスタッフが在籍しているのかを、サイト上で伝えておきましょう。

具体的には、

  • スタッフ名前
  • 顔写真
  • 実績
  • 資格
  • どんな分野に強いのか
  • 趣味など

を掲載しておくと良いです。

趣味に関しては、初対面のお客様とお話する際のネタ程度で問題ありません。

もし同じ趣味を持ったスタッフが在籍していれば、依頼しやすいですよね。

構成要素⑤求人情報

コーポレートサイトを訪問しにくる人のなかには、求職者もいます。

その求職者に対して、「自社で働くとどのようなメリットがあるのか」を伝えることが大切です。

具体的には

  • 企業理念
  • 仕事内容
  • 給与
  • 応募資格
  • 待遇や福利厚生
  • 休暇
  • 応募条件の詳細

などを掲載しておくのが、一般的です。

またこれ以外にも、

  • 社員の1日スケジュール
  • 社員の仕事風景(写真や動画)

も併せて掲載すると、求職者がよりイメージしやすくなり’’自社で働きたい’’という願望が強くなるでしょう。

構成要素⑥問い合わせ

「物件の詳細を知りたい」「この会社にお願いしたい」と思ってくれた依頼者のために、’’問い合わせフォーム’’を設置することも大切です。

問い合わせフォームがあれば、自社と依頼者同士で気軽に連絡が取れます。

問い合わせフォームの項目としては、

  • お客様の名前
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • お問い合わせ内容
  • 住所(任意)

を掲載しましょう。

また、フォームの下部には必ずプライバシーポリシーを記載し、内容を同意した上で、送信してもらいましょう。

さらに問い合わせフォームからの問い合わせには数日お時間をいただくことを記載し、【急ぎの場合は直接お電話ください】と一言を付け、電話番号を記載しておくことも必須です。

このような細かい配慮1つ1つが、お客様の安心につながります。

実例を参考にしてみるのもおすすめ

不動産業のコーポレートサイトを作成するにあたり、実例を参考にしてみるのも1つの手です。

こちらは、埼玉県三郷市にある『ライク不動産販売株式会社』のコーポレートサイト。

全体的に白色をベースとした、シンプルなデザインが特徴です。

この会社のコーポレートは、先ほど私から紹介した【6つの構成要素】がすべて含まれています。

また、事業内容および自社の特徴を掲載しているページには、

『ライク不動産販売株式会社』のキャッチコピーを真ん中に掲載しているところ、も特徴の1つです。

真ん中にキャッチコピーを掲載することで、サイト訪問者の目に留まりやすくなります。

さらに、私から紹介した構成要素以外に、『ライク不動産販売株式会社』のコーポレートサイトには’’お客様の声’’を掲載しています。

実際に『ライク不動産販売株式会社』を利用したお客様がどう思ったのか、口コミを掲載することで、次に利用するお客様が参考にしやすいですよね。

こういった構成要素もサイトに含ませることで、より信頼感と安心感を与えることができると思いませんか。

不動産業のコーポレート作成は、しっかりと構成を練ることが大切

今回は、不動産業にコーポレートサイトは必要なのか?また、どのように構成すれば良いのか?について、紹介させていただきました。

不動産業においても、コーポレートサイトを作成することで、お客様や取引先などのサイト訪問者に安心感と信頼感を与えられることが分かりました。

また不動産業側から見ても、コーポレートサイトは自社の強みをPRするための絶好の機会です。

この記事でご紹介させていただいた【6つの構成要素】を参考に、ぜひコーポレートサイトを作成してみてはいかがでしょうか?