ホームページ制作をする際に、専門用語が多くてむずかしい。
話をしていて訳が分からない、理解できないと思ったことはありませんか?
今回はホームページ制作の際に、よく使われる専門用語を工程ごとにピックアップして紹介していきたいと思います!
ホームページの種類
コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、”何をしている企業なのか”を知ってもらうため企業情報を掲載し企業イメージを伝えるWebサイトです。
取引先企業や株主、就職希望者などをターゲットにし、会社概要や商品・サービス、IR情報、採用情報など様々な情報を掲載します。
ECサイト
ECサイトとは、インターネット上で商品やサービスを販売するウェブサイトのことです。
種類は、大きく分けて2種類あります。
- 自社ECサイト
- モール型ECサイト
LP(Landing Page)
LPとは、ランディングページ(Landing Page)のことで、直訳すると「(訪問者が)初めに着地するページ」のことです。最初に閲覧するWebページ全般を意味します。
LPの特徴として、縦長の1ページで商品・サービスの紹介を完結させることが特徴です。
商品・サービスの情報だけに限って簡潔に説明することで、ユーザーの離脱を防げることができます。
また、縦長にすることで、セールストークのような訴求力の高い流れで情報を伝達できます。
ホームページ制作に関する用語
IPアドレス
IPアドレスとは、ネットワーク上のPCやスマホなどネットワーク上の機器に割り振られた“番号”です。
インターネット上の住所のようなものです。
XXX.XXX.XXX.XXXのように0〜255の数字4組で表記されます。この数字をわかりやすくしたものがドメインです。
ドメイン
ドメインとは、インターネット上の“住所”です。Webサイトがどこにあるかを判別する情報として利用します。
Webサイトがどこにあるのかを判別する情報は、ドメインに紐づく「IPアドレス」というものにあります。
IPアドレスは数字で構成される文字列ですが、数字だけでは覚えづらいため、ドメイン名に変換してWebサイトの場所を示します。
サーバー
サーバーとは、簡単に言うと“情報を保存する場所”です。
ホームページを「家」に例えると、サーバーはインターネット上の土地になります。この土地に、ホームページという家を建て、ドメインという住所をつけてホームページを制作していきます。
ホームページ制作で必要になるのは“WEBサーバー”です。
ブラウザ
ブラウザとは、webページを閲覧するための、ソフトウェアのことを指します。
ブラウザには様々な種類があります。
- Google chrome(グーグルクローム)
- Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)
- Mozilla Firefox(モジラファイヤーフォックス)
- Safari(サファリ) など
SSL
SSLとは、インターネット上の通信を暗証化するシステムです。このSSLを実装すると、様々なメリットがあります。
- 盗聴・データの改ざん・なりすましなどのサイバー攻撃のリスクを防ぐことができる
- アドレスバーの鍵マークが表示されていることで安心感を与えられる
- SSLサーバー証明書を取得することで信頼性を高めることができる
ホームページ構築に関係する用語
コーディング
コーディングとは、制作したデザインをHTMLやCSSを使って見える形にすることをコーディングといいます。
HTML
HTMLとは、ウェブページを作るためのプログラミング言語です。
文章や画像・音声・動画・ほかのページへジャンプできる仕組み(ハイパーリンク) などをコンピューターが人間に代わって文章を適切に分析できるようにする言語です。
CSS
CSSとはホームページの見た目を整えるためのプログラミング言語です。
背景や色、大きさなどを加えて見た目をよくすることができます。
ホームページの内容に関する用語
コンテンツ
ホームページのコンテンツとは、ウェブ上に掲載されている、文字・文章・画像・動画などが表現している内容(中身)のことを指します。
トップページ
トップページは、ホームページの入り口です。
一番初めに表示されるため、重要な情報やホームページ全体の概要を入れます。
下層ページ
下層ページとは、トップページやメニューページからリンクをたどった先にあるページを指します。
トップページにすべての情報を載せると探しにくくなるため「企業情報」「おしらせ」など階層を分けて整理します。
ヘッダー
ヘッダーとは、ホームページ一番上の部分に表示される部分を指します。
主に、企業ロゴ・ナビゲーション・お問い合わせ先(問い合わせボタン)などが配置されています。
ナビゲーション
ナビゲーションとは、ホームページ内の様々なページに案内するためのリンクボタンを配置したものになります。
主にヘッダー部分に配置されています。
メインビジュアル
メインビジュアルとは、ホームページにアクセスした際に一番上に表示される目立つ画像のことです。
企業イメージやサービス内容を伝える役割をします。
フッター
フッターとは、ホームページの一番下の部分を指します。
メニュー・お問い合わせフォーム・運営者情報などが配置されています。
パンくずリスト
パンくずリストとは、webサイトのページ階層を見やすくリスト化したナビゲーションのことを指します。
Home>企業概要>○○○○ のように表示されます。
ホームページデザインに関する用語
ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームとは、webページを作る際に大まかにコンテンツやレイアウトを配置した構成図です。
簡単に言うとwebページの設計図です。
デザインをするのではなく、線や枠などを使用しナビゲーションボタンの数やバナーの配置など内容を明確にすることができます。
デザインカンプ
デザインカンプとは、ホームページデザインの完成見本のことです。
Photoshopやillustratorなどのソフトを使用し、画像の配置や色付けを行います。
コーディングの際に使用する仕様書として使われます。
UI(ユーザーインターフェース)
UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーPCとやり取りする際の入力や表示方法などの仕組み、
操作性のことを指します。
レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインとは、PCのブラウザ表示だけではなくスマホやタブレットなどあらゆるデバイスでの表示に
対応させるためのデザインのことです.
サイトマップ
サイトマップとは、サイト全体を把握できる設計図。地図のようなものです。
Webサイト全体の構成やコンテンツの内容が一覧でわかりやすく記載されています。
ホームページ分析・施策に関する用語
SEO
SEOとは、“検索エンジン最適化“のことです。
Googleなどの検索エンジンで検索した際に、自社のホームぺージが上位に表示されると露出が増えるため、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。
リスティング広告(検索連動型広告)
リスティング広告とは、検索エンジンで調べられたキーワードに応じて表示される広告のことです。Yahoo!やGoogleで「広告」や「スポンサー」と書かれているものがリスティング広告になります。
リスティング広告はオークション制度が採用されており、設定した入札単価をもとに、各キーワードでオークションが発生し入札単価が高いものから表示されていきます。
アクセス解析
アクセス解析とは、ホームページに訪れたユーザー情報を分析することです。アクセス解析ツールを使用することで様々な情報などが分かります。
- ページ閲覧数や訪問者数
- 地域、年齢、性別
- デバイスの種類
またアクセス解析をすることでホームページの改善を行うことができます。
まとめ
この記事では、よく使われている専門用語を紹介しました。
ホームページ用語を一気に覚えるのは大変です。すべてを一度に覚えるのではなく、必要な用語を少しずつ調べ覚えていくといいでしょう!
まずは基本となる用語をしっかりと把握していきましょう。