飲食店を経営していく上で、ホームページはとても大切になってきます。
でもホームページを作ったことがなければ、どんな風に構成をたてれば良いのか、どんな風にホームページを作っていけば良いのか迷う人も多いでしょう。
そこでこの記事では、飲食店のホームページで必要なことは何かをおさえながら、作り方を紹介していきます。
飲食店のホームページを作るメリットは?

飲食店がホームページを作るメリットは、以下の3つがあげられます。
- 顧客からの信頼度を高められる
- 求人サイトとして活用できる
- 正確な情報を伝えられる
ではこれら3つのメリットについて、詳しくみていきましょう。
メリット①顧客からの信頼度を高められる
飲食店のホームページを作る最大のメリットは、顧客の信頼度が高まることです。
顧客のなかには、初めて行くお店に対して不安や恐怖を抱える人もいます。
「ここはどんなお店なのか」
「お店のスタッフの態度が悪かったらどうしよう」
など、様々でしょう。
しかしこういった不安や恐怖は、ホームページを見ることで軽減されると思います。
飲食店を盛り上げるために、顧客が来なければ意味がありません。
ですから飲食店の経営のためにも、顧客の不安や恐怖の気持ちをできるだけ無くし、安心してもらうことが大切でしょう。
そのためには、まずはホームページ作りが必須となるわけです。
メリット②求人サイトとして活用できる
飲食店のホームページを見たユーザーが、店の様子やスタッフの雰囲気を見て、「このお店で働きたい」と思うユーザーもいることでしょう。
つまり、飲食店のホームページは求人サイトとしても活用できるわけです。
ホームページを作る上でお店の基本情報を掲載することはもちろんですが、それ以外に求人に関する情報(募集要項など)も併せてホームページに掲載しましょう。
メリット③正確な情報を伝えられる
飲食店のホームページを作ると、正確な情報を伝えられます。
飲食店サイトには、顧客がお店に来店したときに感じたことや、お店の評価をする’’口コミサイト’’があります。
初めて行くお店の参考になる場合もありますが、ときどき不当な評価を受けていたり、誤った情報が記載されていたりする場合もあるのです。
しかし飲食店のホームページであれば、そのホームページの管理者である店舗側からお届けする情報のみですので、全て正しいものと言えます。
ですからユーザーも安心て、ホームページを閲覧できるわけですね。
飲食店のホームページの構成は?

では飲食店のホームページの構成について、説明していきます。
飲食店のホームページを作る上で必要な要素は、今から紹介する7つです。
お店のコンセプト
まずは、’’そのお店がどういうお店なのか’’、’’どういう思いがあるお店なのか’’を伝えるために、お店のコンセプトを記載しましょう。
コンセプトを具体的に記載することで、ユーザーが飲食店を選ぶときの判断材料になります。
店内の写真
飲食店を探すユーザーは、「美味しい料理が食べられるところが良い」と思う人のほかに、お店の雰囲気を重視する人もいます。
カップルや友人とのランチや同窓会など、飲食店を使うシーンは様々ですが、どのシーンでも「雰囲気」はとても大切です。
ですから、店内の内観や外観の写真をホームページに掲載し、雰囲気の良さをユーザーに伝えましょう。
スタッフ紹介
必ずしも掲載しなければならないわけではありませんが、ホームページを見てくれるユーザーに安心感を与える方法として、スタッフ紹介を掲載しても良いでしょう。
スタッフ全員の顔写真を載せることに抵抗があるなら、例えば栄養士や調理師など、料理に関わる資格を持つ人の紹介をするだけでも、ユーザーは安心すると思います。
営業日および営業時間
せっかくユーザーが「このお店行ってみたい!」と思っても、いつ営業しているのかが分からなけば意味がないです。
また、ユーザーに対して悪い印象を与えてしまいます。
したがって、飲食店のホームページには、お店の営業日および営業時間を必ず掲載しましょう。
またお店によって「時短営業をしている日」「祝日はどうしているのか」といった、イレギュラーな情報も掲載しておくことをオススメします。
お店のメニュー
飲食店にとって、メニューはとても重要ですので、ホームページには必ずお店の料理のメニューを掲載しましょう。
また、数ある飲食店のなかでも自分のお店が1番であることを伝えるために、
- 綺麗に撮影した写真
- 値段の記載
- 調理法や材料
といったポイントを意識して掲載することも、大切です。
写真と値段だけが記載されたメニューよりも、その料理のこだわりポイントも併せて記載することで、ユーザーが「気になるから食べてみたい!」と興味を持ってくれるでしょう。
Web予約フォーム
ホームページを通して予約を受け付ける場合は、Web予約フォームも必要です。
電話での予約もオススメですが、Webからの方がユーザーの時間を取らず、また行き違いが発生することも無いため、できればWeb予約フォームを設置した方が良いでしょう。
ちなみにWeb予約フォームを設置するにあたって、顧客の名前や電話番号、場合にとってはメールアドレスなどの’’個人情報’’を扱います。
したがってフォームには、「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」を掲載し、顧客に同意してもらわなければなりませんので、覚えておきましょう。
またWeb予約が完了したら、送信者(顧客)のメールアドレスに通知がいくようにしておくと、顧客とお店側の行き違いやトラブルが発生せずに済むと思います。
最新情報
ホームページに、SNSでは掲載仕切れない最新情報を掲載するのもオススメです。
X(旧:Twitter)やインスタグラムには、文字数制限や写真の枚数制限があるため、最新情報を届けたくても限度があります。
しかしホームページの場合、そのような制限がないため、「新メニューの紹介」「イベントの告知」「新店舗の情報」等々を自由に掲載できるので、より詳しい情報をユーザーに届けられるでしょう。
飲食店のホームページを作るためには、事前に構成と作り方をまとめておくこと

このように飲食店のホームページを作ることで、ユーザーに安心感を与えたり信頼度を高められたりと、ユーザーにとってのメリットがたくさんあるのです。
もちろん、ホームページの管理者である店舗側にも、お店の売り上げ向上や注目度がアップするなどメリットはあります。
ぜひ、この機会に飲食店のホームページの構成と作り方を確認し、作成に移ってみてはいかがでしょうか?