ホームページ制作はいくらでできる?料金相場を徹底解剖!

ホームページを制作するにあたって、1番に考えることは料金の相場です。世の中には数多くのホームページ制作会社がありますので、「自社と相性が良い会社はどこだろう・・」と悩む企業も多いのではないでしょうか?

ホームページ制作会社というのは、個人で行っているのか法人で行っているのか、また作成しようとしているサイトの規模はどれくらいなのかによって、制作にかかる料金は異なってきます。

せっかくホームページを制作するのですから、しっかりポイントをおさえ、質の高いサイトを作りたいですよね。

そこで今回は、ホームページ制作の依頼先の選び方と、ホームページ制作にかかる料金の相場をサイトの規模別に紹介していきます。

本記事で、自社の目的にあったホームページ制作会社を選ぶヒントを見つけましょう。

ホームページ制作の依頼先の選び方は?

ホームページ制作を依頼するとき、制作会社がどのような形で運営しているのかに焦点を当てなければなりません。

例えば個人事業主のように、制作全てを1人で行っているのであれば、人件費はさほどかからないので、低コストでホームページを作成してもらえます。ただしその反面、実績が少ない可能性があるなど、個人ならではの不安要素が生まれてくるでしょう。

では大企業の場合はどうでしょうか。大企業の制作会社だと、複数で制作を行うためその分人件費は高くなると同時に、制作にかかる料金も高くなってしまいます。しかし個人とは違い、実績や制作会社によっては手厚いサポート体制が整っているので、ホームページ制作が初めてな企業にとっては、依頼しやすいのではないでしょうか?

では具体的にホームページ制作会社の料金相場を、依頼先別に紹介していきます。

選び方のポイントをおさえていきながら説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

個人事業主(フリーランス)

個人事業主としてホームページ作成を行っているのであれば、比較的相場は低い傾向にあります。

仮に15ページほどのホームページ制作を依頼する場合、法人だと40~50万はかかってしまうのですが、個人事業主はその半分以下の10~20万ほどで作成してもらえるでしょう。

ただし個人事業主の場合、公開後に自社とのサポートをしてもらえなかったり、そもそもホームページ制作の実績が少なかったりと、やや信頼性が損なわれる部分があります。

制作する上での料金の相場は低いものの、依頼する側として不安になる部分もあるので、もし個人事業主に依頼する場合は、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

中小企業のホームページ制作会社

中小企業のホームページ制作会社は、個人事業主に依頼する場合よりもやや料金相場は上がってしまいます。しかしその分大きい規模のホームページ制作の依頼が可能です。

中小企業でホームページ制作を依頼した場合にかかる料金は、数十万~300万円ほどと言われています。

また中小企業でホームページ制作をする場合、大体はチーム構成が成り立っています。つまり、自社と依頼先とのコミュニケーションを怠ると両者間でのすれ違いが発生するかもしれません。

したがって、ディレクターやホームページ制作チームへのコミュニケーションは怠らず、不明点および疑問点が発生次第すぐに連絡をとることを心がけましょう。

大企業のホームページ制作会社

大企業のホームページ制作会社の1番の強みは、実績が豊富なところです。またフリーランスや中小企業とは違い、ホームページ制作に限らずその後のサポート体制も整っています。

運用中に発生した問題点などを一緒に改善してくれるので、よりよいホームページが作成できるところが特徴です。

しかし料金を考えると、ホームページ制作だけで500万円以上はかかると思われます。もしサイトの規模を大きくしたいと考えているのであれば、さらに料金は高く数千万円にも及ぶでしょう。

大企業のホームページ制作会社に依頼する場合、柔軟に対応してくれるサポート体制が整っているメリットはありますが、その分制作にかかる料金はかなり高めになってしまうことを前提に考える必要があります。

広告代理店

広告代理店に依頼する場合、基本的には広告代理店が仲介に入り、ホームページ制作会社へ制作の依頼をしてくれます。

つまり、広告代理店には仲介手数料が発生します。この仲介手数料の相場は、ホームページ制作料金の20~50%ほど上乗せされるので、直接ホームページ制作会社へ依頼する場合と比べ、やや割高になりがちです。

したがって料金をおさえたいのであれば、あなた自身でホームページ制作会社を見つけ、直接依頼した方が良いでしょう。

ホームページの規模によって相場は変わってくる

ホームページ制作の料金は、どのようなサイトを制作したいかによって異なってきます。ホームページの種類はは、LP、オウンドメディア、採用サイト等さまざまです。

そこで、ホームページの規模別に制作料金を紹介していこうと思います。

ランディングページ(LP)

ランディングページ、通称:LPとは商品やサービスなどを紹介しユーザーに購入や会員登録を促すための訴求ページを指します。

ランディングページは通常のホームページとは異なり、1ページのみの制作です。したがって、基本的に制作期間は数週間~1ヶ月と短いため、料金も5万~10万円と比較的安くおさえられます。

しかし、ランディングページで本格的に集客およびWebマーケティングを考えているのであれば、発注先は中小企業または大手企業になり、さらに制作期間も最低2ヶ月はかかるので、料金は60万円以上になると思われます。

ランディングページの料金相場は、どこまでのクオリティを求めているかによって異なるということですね。

オウンドメディア

オウンドメディアでは、SEO対策をとりながらコラムや記事を執筆し、顧客を集客することが目的のサイトです。

ランディングページとは違いオウンドメディアの場合、必要ページ数が多くなるため最低料金でも20万円はかかります。

また、コンテンツマーケティングを行うか行わないかによっても料金は異なってくるため、事前に依頼先に確認しておいた方が良いでしょう。

採用サイト

採用サイトは自社の採用情報を掲載し、求職者に応募してもらうためのサイトです。サイトによっては、新卒採用・中途採用と分けて制作される場合があります。

自社のことを知った求職者が、「ここで働きたい」と思うようなホームページを制作しなければなりません。

つまりサイトの質によって、料金の相場が変動するわけですね。例えば社内の写真、動画の撮影、社員インタビュー等のオリジナルコンテンツをたくさん取り入れるほど、制作料金は数百万円と上がります。

もし、「低コストで最低限のコンテンツを揃えた採用サイトを制作してもらいたい」と考えているのであれば、事前に写真や動画を用意した上で中小企業に依頼すると良いでしょう。

この場合10万~50万円ほどで、代表挨拶、社員紹介、募集要項、応募ページなどを取り入れた採用サイトを制作してくれます。

ホームページ制作の相場は目的によって異なる!

今回は、ホームページ制作はいくらでできるのか?料金相場について解説させていただきました。

制作にかかる料金というのは、自社がホームページを制作する目的によって異なるわけですね。だから予め「どういった目的」「どこまでのクオリティか」等をしっかり確認した上で、依頼するのがベストでしょう。

質の良いホームページを制作する自社にとって、本記事が参考になれば幸いです。