ホームページは自社サーバー?それともレンタルサーバー?何が違うの?

ホームページを運営するにあたり欠かせない物として、サーバーが挙げられます。

サーバーがなければ、ホームページは開設できません。

しかし”サーバー”といっても、自社で扱うものと、レンタルするものがあり、イマイチどちらを導入すればよいのか迷う企業も少なくありません。

そこでこの記事では、ホームページを運営するなら自社サーバーかレンタルサーバーどちらが良いのか?について詳しくお伝えします。

サーバーとはなにか?

“そもそもサーバーってなんだろう?”と疑問を抱える人もいるでしょう。

サーバーとは、データーや情報などを提供するコンピュータのことを指します。

ホームページ自体はサーバーが無くても問題ないのですが、ホームページをネット上に公開するのであれば、データを保管する場所として、必ずサーバーを導入しなければなりません。

そんなサーバーには、

  1. Webサーバー
  2. メールサーバー
  3. データベースサーバー
  4. SSHサーバー
  5. FTPサーバー
  6. DNSサーバー

と6種類に分けられますが、ホームページ運営のメインとなってくるのが、1番目の”Webサーバー“です。

Webサーバーは、自社とレンタルの2種類がある

Webサーバーを導入する前に、「自社サーバー」か「レンタルサーバー」どちらかを選ぶことになります。

それぞれの特徴について、説明します。

自社サーバー

自社サーバーとは、会社がサーバー用本体を購入して社内に設置して使用するサーバーです。

本体を購入するため、その分、自社の理想通りのホームページを作成することが出来たり、トータルコストを抑えたりと、かなり自由度が高いところが特徴。

しかし、サーバーの購入から、設置、そして管理や運営まで全てを会社で行わなければならず、この点が手間と感じる企業が多いでしょう。

また、”Webサーバーに関する知識や技術を持った人でなければ、なかなか自社サーバーを使いこなすことは難しいと言えるでしょう。

レンタルサーバー

つづいて、レンタルサーバーについてです。

レンタルサーバーとは、専門の業者に定額料金を支払って、借りることができるサーバーを指します。

先ほど説明した自社サーバーと違い、購入から設置、そして管理や運営までを行う必要はなく、また、専門の知識も必要ではありません。

ちなみにレンタルサーバーのなかには、一切お金をかけずに導入できる「無料サーバー」と、初期費用と月額料金を支払って導入できる「有料サーバー」の2つに分けられます。

個人で運営する、小さなホームページであれば「無料サーバー」で問題ありませんが、団体や会社規模の大きなホームページであれば、「有料サーバー」がおススメでしょう。

「有料」といっても、初期費用は1,500円程度で月額料金も500円台とリーズナブルな価格の会社がほとんどなので、サーバーを導入するなら、ぜひレンタルサーバーを検討してみてください。

レンタルサーバーの選び方は?

レンタルサーバーの専門業者は多いため、どこに依頼しようか迷う企業も少なくありません。

そこで、レンタルサーバーの選び方について紹介します。

選び方1.実績

1番は、実績が豊富なレンタルサーバー会社を選びましょう。

実績が豊富なレンタルサーバーは信頼性が高いため、初心者やホームページ運営に慣れていない人でも、安心できます。

実績が豊富な証拠としては、「運用サイト〇件突破」や、「お客様に愛されて〇年」といった文言がホームページに記載されているため、レンタルサーバー会社を選ぶ際に、一度確認しておくと良いでしょう。

選び方2.サポート体制

2番目に、サポート体制が整っているかどうか確認しましょう。

ホームページを開設している最中、「うまくいかない」「マニュアルを読んでもよくわからない」といった、疑問点が生まれてくるため、そういった場合に、迅速にサポートしてくれるレンタルサーバー会社かどうかを判断しましょう。

ちなみにレンタルサーバーのサポート体制には、「メールサポート」や「電話サポート」があります。

「メールサポート」は、現在の状況を文章で細かく説明することは出来ますが、返信に時間を要する場合があるため、緊急の際には不向きです。

その点「電話サポート」は、返信を待つ必要ありません。

よって、緊急事態にもすぐに対応してくれるため、とても便利です。

ただしレンタルサーバー会社によっては、”土日祝は対応できかねない”といった場合もあるため、「メールサポート」「電話サポート」、どちらのサポート体制も用意しているレンタルサーバー会社を選ぶことが、望ましいでしょう。

選び方3.性能

レンタルサーバーを選ぶ上で、どのくらいの性能なのか確認しなければなりません。

具体的には、「サイトの表示の速さはどれくらいなのか」「メモリの容量はどれくらいか」、そして「データの転送量はどれくらいなのか」などです。

また、サーバーが何かのトラブルに巻き込まれた際の保険として、”バックアップの機能の有無”についても確認しておくと良いでしょう。

自分でバックアップを取る方法もありますが、誤ってデータを削除してしまうと大変ですので、自動でバックアップをしてくれる機能が揃っているサーバーを選ぶと良いでしょう。

ホームページを運営するならレンタルサーバーを導入しよう!

ホームページを運営するなら、サーバーは必要不可欠となってきます。

サーバーには、「自社サーバー」と「レンタルサーバー」があると説明しましたが、初心者やホームページの運営に慣れていない企業であれば、「レンタルサーバー」を導入すると良いでしょう。

「レンタルサーバー」であれば、24時間365日セキュリティ対策が整っているため、データーが盗まれたり削除されたりする心配はないです。

訪問するユーザーが、安心してホームページを閲覧できるように運営することも大切になってきます。

いま、ホームページの運営を検討しているのであれば、ぜひ「レンタルサーバー」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。