米澤 菜保 
“webライティングにおいて、大切なことはなんだろう”
“お客様に喜ばれるライターとは、どんなライターだろう”
企業ブログを執筆しようとしている人、まだライティング経験が浅い人のなかには、このような疑問を抱えている人も多いでしょう。
実は、webライティングをするにあたり、抑えなくてはならない要素というものが、3つあります。
この3つの要素を確実に抑えることで、質の高い記事が書け、お客様に喜ばれるライターとなります。
反対にこの3つの要素を抑えていなければ、お客様からの信頼が薄れ、今後の依頼に影響を及ぼす可能性が高くなるでしょう。
では一体、webライティングにおいての3つ要素とは、なんなのでしょうか？
この記事では、お客様に喜ばれるライターについて触れながら、webライティングで抑えるべき3つの要素を解説させていただきます。
webライティングで大切な3つの要素とは？
そもそも”webライティング”とは、web上に公開される記事のこと。
主にスマートフォンやPC等のデバイスを使って、悩みや疑問を解決したいと思っているユーザーに向けて書きます。
しかしwebライティングを始めるにあたり、大切な要素を抑えておかなければ、ユーザーの悩みや疑問を解決する記事にならなかったり、質の低い記事になったりしてしまうかもしれません。
そこでwebライティングにおいて、抑えるべき大切な要素を3つご紹介いたします。
企業ブログを執筆される方、あるいは、まだwebライティング歴が浅い方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 基本構成を抑える
- webライティングに相応しい文章力
- SEOに効果的な書き方
要素1.基本構成を抑える
webライティングにおいて抑えるべき大切な要素として、1つめは、基本構成を抑えることが挙げられます。
webライティングにおいて、記事の基本構成はとっても重要。
基本構成がしっかりと練っているかどうかで、記事全体の仕上がりは大きく変わってきます。
また、SEOを目的としているのであれば、なおさら基本構成を重要視しなければなりません。
webライティングの基本構成は、大きく分けて以下の5つです。
- タイトルを決める
- 見出しを作る
- リード文を執筆する
- 本文を執筆する
- 推敲する
記事のなかで、ユーザーが最も目にする場所は、タイトル。
タイトルは適当に決めて良いものではなく、また、長くても短くても良いわけでもありません。
大切なことは、” その記事の検索キーワードを含めて、30~35文字程度にすること “です。
つづいて見出しについてです。
見出しは、タイトルの次にユーザーが目にする場所。
ユーザーのなかには、記事を読む前に先に見出しを見て、自分にとって有益な情報が書いてある記事かどうかを判断する人もいます。
つまり見出しを流し見しただけで、その記事がどういった記事なのかが分からなければ意味がありません。
そしてリード文。
リード文とは、その記事の概要や結論を端的に紹介する部分であり、記事全体のなかで、最もユーザーに寄り添って書かさなければならない部分でもあります。
” この記事を読めば、あなたの悩みや疑問は解決できますよ “ということを、いちばんに伝えるところが、リード文というわけです。
そして記事のメインである、本文。
本文を執筆するにあたり、必ず守らなければならないことが、クライアントからのレギュレーションです。
自分自身はこの書き方で良いと思っていても、クライアントからすればその書き方はダメという場合もあります。
レギュレーションを守らないwebライターは、お客様からの信用が失われてしまうかもしれない、といっても過言ではありません。
反対にレギュレーションをしっかりと守ったwebライターは、お客様と信頼関係が築かれ、” 今後もお願いしたい信頼できるwebライター “と思ってもらえるでしょう。
最後は、推敲です。
webライターの仕事は、ただ記事を執筆するだけではありません。
執筆が完了して公開した記事は、しばらく経った後に一度見直し、必要があれば修正を行わなければなりません。
誤字脱字、読点の位置などの確認はもちろん、統計や情報が古いものから新しいものへ書き換えることも、webライターとして大事な仕事「推敲」であります。
なおwebライティングの基本構成の詳細は、以下の記事でまとめてあります。一度ご参照ください。
要素2.webライティングに相応しい文章力
webライティングにおいて抑えるべき大切な要素として、2つめは、webライティングに相応しい文章力を身に着けることが挙げられます。
「webライティング=文章力がものすごく大事」というイメージはつくと思いますが、具体的にどんな文章力が必要かまではなかなかイメージがつかないと思います。
簡単に言えば、webライティングに必要な文章力というのは、” 誰が読んでも分かる（理解できる）文章を書く力 “のこと。
小さな子供から大人まで、また、専門知識がない人など誰が読んでもその記事の内容が分かるような文章で書くことが大切となってきます。
どんな人が読んでも分かりやすい記事を書くことも、” お客様から喜ばれるライター “と言えるでしょう。
なお、webライティングに相応しい文章力の詳細は、以下の記事でまとめてあります。
記事内では、文章力のあげ方についてもまとめてあるので、併せてご参照ください。
要素3.SEOに効果的な書き方
webライティングにおいて抑えるべき大切な要素として、最後は、SEOに効果的な書き方をすることが挙げられます。
SEOに特化したwebライティングのことを、「SEOライティング」と言い、検索ユーザーに向けて少し専門知識も混ぜながら記事を書くことを指します。
webライティングでも、web上に記事が公開されることには変わりありません。
しかしSEOライティングの方が、より専門性の高い記事を検索ユーザーに届けられるため、記事を執筆する際は少しずつSEOライティングを意識していっても良いかもしれませんね。
なお、SEOに効果的な書き方（手順）の詳細は、以下の記事でまとめてあります。ぜひ一度ご参照ください。
要素を抑え、お客様に喜ばれるライターになりましょう！
今回は、webライティングで大切な3つの要素を解説させていただきました。
大切な要素とは
- 基本構成を抑えること
- webライティングに相応しい文章力を身に着けること
- SEOに効果的な書き方をすること
この3つの要素を抑えることで、ユーザーにとって必要な情報がまとめられた記事、つまり質の高い記事が完成すると言えるでしょう。
同時に、お客様やクライアントからの評価も上がり、” 信頼できるライター “と思ってもらえるに違いありません。
最初から上記3つの要素を完璧に抑えることは難しいかもしれませんが、たくさん記事を書いて、” お客様から喜ばれるライター “になれるよう頑張ってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。