「ホームページの修正って、どこまでなら自分でやっても大丈夫なの？」
「簡単なブログ記事くらいは、制作会社に頼まずにサッと更新したいな…」
初めてWeb担当になった方や、ホームページの管理を引き継いだばかりの初心者の方から、このようなご質問をいただくことがよくあります。
Webサイトは、会社の「顔」であり、常に最新の情報にすることが、お客様からの信頼を得たり、新しいお客様を集客したりするために欠かせません。
結論として、お知らせの投稿や簡単な文字の修正など、多くの作業はご自身でできるようになります。
しかし、デザインを大きく変えたり、システムが壊れたりするような作業は、プロ（制作会社）のサポートが必要です。
この記事では、「ホームページを自分で更新する」ことの良い点・気をつける点と、具体的な更新のやり方、そして「プロにお願いすべき作業」について、所沢に拠点を置くweb制作会社 株式会社UNDERFLOORが、初心者の方にも分かりやすく解説します。
1. ホームページを「自分で更新」するメリットと注意点
自社でホームページを更新する体制を持つことは、会社にとって大きなメリットがあります。一方で、少し気をつけたい点もあります。
1-1. 自分で更新する主なメリット
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 費用の節約 | 小さな修正やブログの投稿ごとに制作会社へ払っていた「お願い料」をカットできます。 |
| 作業の速さ | 今日出たニュースや、急ぎのお知らせを、すぐにホームページに載せられます。対応がスピーディになります。 |
| 集客力アップ | 新しい情報（ブログ記事など）を続けて載せることで、Googleなどの検索エンジンに見つけてもらいやすくなります。 |
1-2. 自分で更新する際の注意点
| 注意点・リスク | なぜプロに頼むべきか |
|---|---|
| 見た目（デザイン）が崩れる | 間違った操作で、Webサイト全体の雰囲気や、写真・文字の配置（レイアウト）がおかしくなってしまう可能性があります。 |
| システムやサーバーの困りごと | サイトが見れなくなった、ログインできない、ウイルス対策（セキュリティ）が必要、など専門的な知識が必要なトラブルです。 |
| 大きな機能の追加 | 新しいお問い合わせフォームを作りたい、ネットで商品を売る機能（決済）を付けたいなど、複雑な「仕組みづくり」が必要なとき。 |
2. 記事やブログの更新はWordPressにお任せ！
「ブログで集客したい！」「お知らせをマメに更新したい！」というWeb担当者の方には、WordPress（ワードプレス）という仕組みを使うことをおすすめします。
WordPressは、専門的な知識がなくても、まるでWordやメールを書くように、簡単に記事を作成・投稿できる便利なツールです。
「WordPressを使った記事作成の詳しい手順」については、以下の記事で画像付きで丁寧に解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
3. 【すぐにできる！】ホームページの簡単な文字（テキスト）修正方法
Webサイトを運用していると、「電話番号が変わった」「営業時間だけサッと直したい」といった、簡単な文字の修正をしたい場面が頻繁に出てきます。
ご自身のホームページがどのような仕組みでできているかによって、修正方法が異なります。
3-1. CMSを使っている場合（WordPress、Wix、Jimdoなど）
CMS（コンテンツ管理システム）を使っている場合は、専門知識がなくても、見た目そのままの状態で文字を直せます。
- 管理画面にログインし、「固定ページ」や「お知らせ」などのメニューから、修正したいページを探します。
- 該当するページの編集画面を開き、修正したい文字の部分をWordのように直接書き換えます。
- 文字を太くしたり、色をつけたりする簡単な装飾もこの画面で可能です。
- 修正が終わったら、必ず「更新」ボタン（または「公開」ボタン）を押しましょう。
- 修正後、お客様が見るページを開いて、正しく直っているか確認してください。
CMSを使っていても、トップページのデザイン部分など複雑な箇所は、専門的な設定が必要な場合があります。
少しでも不安を感じたら、無理せず制作会社に相談しましょう。
3-2. HTMLファイルを直接編集するホームページの場合
ホームページがHTML（ホームページの仕組みを作る言葉）というファイルでできていて、CMSを使っていない場合は、ファイルに直接手を加える必要があります。この方法は少し難易度が上がります。
- FTPソフトなどを使って、ホームページのファイルが置いてあるサーバーに接続します。
- 修正したい内容が書かれているHTMLファイル（例：index.htmlなど）をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをテキストエディタ（コード編集用のソフト）で開き、修正したい文字を探して書き換えます。
- 修正したファイルを、元の場所へ上書きアップロードします。
- アップロード後、ホームページの公開されているページを開いて、正しく直っているか確認してください。
HTMLファイルには、文字の他に「タグ」という記号（例：<p>)がたくさん書かれています。
このタグを一つでも間違って消したり、変えたりすると、ホームページ全体が表示されなくなるリスクがあります。
HTML編集に慣れていない場合は、簡単な修正でも制作会社に依頼するのが安全です。
4.プロに相談すべき3つのタイミング
ご自身でできる作業が増えたとしても、専門的な知識や手間が必要な際は、迷わずプロである制作会社にご相談ください。
4-1. タイミング1：Webサイトの「見た目」をガラッと変えたいとき
レイアウト変更、イメージカラーの変更、新しい動き（アニメーション）の導入など、Webサイトのデザイン全体に関わる大きな変更は、プロに任せましょう。
プロに依頼することで、企業のブランドイメージを損なうことなく、統一感（トンマナ）の取れた、お客様に信頼感を与えるWebサイトを維持できます。
4-2. タイミング2：セキュリティ対策やサイトが動く仕組みの調整が必要なとき
Webサイトを安全に、安定して動かし続けることは、企業の信頼に関わる重要な問題です。
- システムやプログラムの最新版への更新
- ウイルスや不正アクセスを防ぐセキュリティ対策
- サイトが見れなくなったときの緊急対応
これらは専門知識が求められるため、プロのWeb制作会社による保守管理サービスを活用するのが安心です。
4-3. タイミング3：他の業務で忙しい、または担当者によって作業が変わってしまうとき
「他の仕事が忙しくて、ブログ更新まで手が回らない」
「担当者が変わるたびに、記事の書き方がバラバラになってしまう」
というお悩みもよく聞きます。
時間がない場合や、作業の「人による差」（属人化）を防ぎたい場合は、更新作業自体を制作会社に代行してもらうことを検討しましょう。安定した品質で、継続的な情報発信が可能になります。
まとめ
ホームページの運用は、「すべて自分一人で頑張る」か「すべてプロに任せる」かの二択ではありません。
ご自身で更新
情報鮮度が重要な「ブログ記事投稿」や「お知らせ」の更新
プロに依頼
リスクが高く専門知識が必要な「システム・セキュリティ対策」「デザインの大きな変更」
自分でできることを増やし、プロの力は賢く使う。この役割分担を理解し、運用することが、Webサイトを長期的に活用するための秘訣です。
埼玉県所沢市を拠点とする私たち株式会社UNDERFLOORでは、「自分で更新できる！」ようになりたいお客様への操作指導から、Webサイト全体の保守管理まで、幅広くサポートしております。
\ 『まずは話だけ聞いてみたい』という方も大歓迎 ! /
小さな疑問や不安もお気軽にお問合せください
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